イライラする原因は?イライラをすぐに抑える8つの方法

 

誰しも無性にイライラしてしまうことはあるもの。イライラしていると冷静でいられなくなり、言動もトゲトゲしいものになってしまいますよね。そんな状態からは一刻も早く抜け出したい…!

今回はイライラする感情と向き合うための方法について考えていきましょう。

イライラを抑える8つの方法

イライラしてしまったとき、ただ気持ちが落ち着くのを待つだけでは時間がもったないですよね。イライラを抑えるのに有効とされる方法は実はたくさんあります。自分に合った解消法を探してみましょう

①深呼吸

イライラしているとき、なぜか呼吸がしづらいと感じたことはないでしょうか。それは交感神経が活発になって、血行が悪くなっているからです。

そんなとき深呼吸をおこなうとリラックス状態へ導く副交感神経が働き始めます。すると血行が良くなり、ゆっくりと呼吸がおこなえるようになります。

ゆっくりと呼吸ができるようになると、副交感神経のおかげで気分が落ち着いてきます。

②目の前のことに集中する

イライラの感情が芽生え始めたら、今目の前にある物体をじっと観察してみましょう。

会話をしているなら相手の鼻をじっと見つめる、外の景色をじっと観察する、手のひらを眺める…。今目の前にある1点だけに意識を集めて集中することで、怒りのピークがいつの間にか過ぎ去っていくでしょう。

③他人目線で物事をとらえる

私たちはなぜイライラするのでしょう。イライラするシチュエーションは自分ではなく、自分以外の誰かの価値観、考え方が「自分とは違う!」と感じたときではないでしょうか。

そんなときは相手と自分が入れ替わった、と想像してみます。相手の目線にたつと、どのような風景が見えるでしょう。

正しい・正しくないではなく相手の価値観や考え方はこうなのだな、と理解しようと思うことです。相手に合わせる必要はなく、相手になったつもりで物事を見る意識を持ってみましょう。

④その場を離れる

「その場を離れる」という一見単純な方法は「仕切り直せる」といった点で、とても有効な方法です。いったんその場から距離をおくことは、自分にも相手にも意味のある時間となるでしょう。

⑤面白がる

イライラする状況を客観的に見て「何か面白いところはないか」という視点を持つのも有効です。今目の前で起こったことを映画のワンシーンのように振り返り、何か笑いになりそうなところをあえて探してみることです。笑いの要素を探すことで前向きな気持ちになりますし、心に余裕が生まれることもあります。

⑥大声を出す

1人になれる場所があるなら、思い切り大声を出してみるのも良いでしょう。大声を出せる場所がなかなかない、という人もカラオケで思い切り歌えば心なしか気分がスッキリします。自宅で大声を出す場合はクッションに顔を押し当てながら叫べば近所迷惑にはなりません。大きな声を出すことで不要なものが体から出ていったような爽快感を感じることができるでしょう。

⑦蒸しタオルなどで首元を温める

イライラをおさえる物理的な方法のひとつに「温めると気持ちいい」と感じる部分を温める方法があります。ハンドタオルなどを水で濡らし、電子レンジで30~40秒ほどチンしたら、首のうしろなどに当てて目を閉じてみましょう。すると副交感神経が優位になり、気持ちが安らいできます。

⑧酸味のあるものを摂る

食の面からイライラを抑えるアプローチをすることは可能です。 漢方では気が乱れたときには酸味のある食事を摂るといいといわれています。

特におすすめは柑橘系のフルーツです。オレンジ、グレープフルーツなどのフルーツや、香りの良いユズやスダチなども良いでしょう。残った皮などを浴槽に浮かべて入浴することでもイライラ解消効果を得られます。

そもそもなぜイライラするのか?

そもそも、人はなぜイライラしてしまうのでしょうか?ここからはイライラが生じる理由について考えてみましょう。

①思い通りにいかない

よくイライラしてしまう。そんなシチュエーションを思い返してみると「思い通りにいかない」という場面が多いのではないでしょうか。つまりイライラは「自分を中心に物事を考えている」せいで、生じている可能性があります。自分でコントロールできない状況に陥ったとき「なぜ?」とイライラしてしまうのです。

②疲れの蓄積

普段はイライラしないのに、ここ最近イライラすることが多い。そんなときは「疲れ」がイライラを生んでいるかもしれません。例えば自分のキャパシティを超える仕事に追われている。仕事が終わらず、残業が多い。手間のかかる面倒な仕事を押し付けられている。取引先や顧客からのクレーム処理でへとへとになっている。疲労の蓄積がイライラを生み出していることもあるのです。

③過去の記憶

イライラする原因が育った環境など自身の過去にある人もいます。例えば人に認められるために一生懸命がんばっているのに、満足のいく結果が得られないと感じると「どうして認めてくれないんだ」とイライラの感情が生まれることがあります。それは小さいころ「がんばったのに親から認めてもらえなかった」という経験が無意識に心に残り、大人になって同じような体験をしたことで当時の怒りや悲しみなど、複雑な感情が蘇っていることもあるのです。

④ホルモンバランスの乱れ

人の体の中にはたくさんの神経が張り巡らされています。その中の「自律神経」と呼ばれる神経は心臓を動かしたり、汗や分泌物を出したり自動調整をしてくれています。自律神経は交感神経と、副交感神経をスムーズに切り換えることでホルモンの分泌や代謝機能の調節、感情にかかわる部分をコントロールしていますが、ストレスやホルモンの変化でこのバランスが崩れると、イライラの感情を生んでしまうことがあるのです。

イライラが与える影響

イライラは人の感情を振り回し、平静さを保ちにくくさせます。それだけでなくまわりを巻き込んで、悪影響を及ぼしてしまうこともあるのです。

①空気を悪くさせる

イライラすると自然と表情が不機嫌になったり、言葉がそっけなく、棘のあるものになったりしますよね。こうした言動はその場の空気を重く、息苦しいものに変えてしまいます。イライラしている人が1人いることで周囲は気を遣い、結果的に風通しの悪い空気をつくってしまうのです。

②仕事の効率が下がる

イライラしているときは、その感情に意識が集中しています。イライラの原因となった出来事や相手にだけ意識が向いているので、いつもは難なくこなせる仕事にも時間がかかり、仕事の効率が下がります。ミスも起こしやすくなり、結果的に生産性が著しく落ちてしまうのです。

③相手までイライラさせてしまう

イライラしている相手と話していると、人はどのように感じるものでしょうか。「ああ、何かあったのかな…」と平静でいられる人も、あまりにもひどい態度をとられ続けると「いい加減にしろ!」と今度は自分がイライラしてしまうこともあるでしょう。イライラは自分だけでなく、相手にも伝染してしまうことがあるのです。

イライラが解消すると得られるメリット

自分だけでなく、周囲にも悪影響しか及ぼさないイライラの感情。そんなイライラの感情から解放されると、良いことがたくさんあります。ここからはイライラが解消することで得られるメリットについて考えていきましょう。

①友好的なコミュニケーションがとれる

イライラしている人からは重く、暗いオーラが漂っているものですが、イライラが解消されると不思議とそのオーラが消え去ります。すると周囲の人も話しかけやすくなり、良好なコミニュケーションがとれるようになります。

②仕事の効率が上がる

イライラが解消されると、それまでイライラの感情だけに向けていた意識をすべて仕事に集中させることができます。不要な感情に振り回されず、仕事のことだけに没頭できるのでミスがなくなり、結果的に仕事の効率が上がります。

③視野が広がる

イライラしていたときには自分のことしか考えられませんが、イライラが解消されると霧がはれたように周囲の様子が分かるようになります。自分が置かれている状況や、まわりの状態が客観的に把握できるようになるため、自分がすべきことが分かるようになります。

イライラ予防法

ではイライラの感情をなるべく防ぐには、どのようなことを意識していけば良いのでしょう?ここからは効果的なイライラ予防法について紹介していきましょう。

①充分な睡眠をとる

忙しい毎日の中、きちんと睡眠をとるのは難しいもの。けれど睡眠不足は生理的なリズムを乱し、自律神経にダメージを与えてしまうことがあります。交感神経と副交感神経の交換を切り替えている自律神経にダメージが与えられると、感情のコントロールがしにくくなり、イライラの感情を呼びやすくなってしまいます。睡眠をしっかりとることを習慣化して、イライラを予防していきましょう。

▼質の高い睡眠を摂ることも大切です▼

②生活習慣の改善

イライラの感情を寄せ付けないためには心身ともに健康であることが重要です。そのためイライラしやすい人は、生活習慣の改善も必要になってくるでしょう。食事は1日3回を基本とし、野菜をたっぷり摂るようにします。また適度な運動習慣は、精神面にも良い作用があるので散歩や体操、水泳に軽いジョギングなど、できる範囲で体を動かすよう習慣づけていきましょう。

▼おすすめメンズヘルスケア▼

③よく笑う

精神的に余裕がなく、イライラしやすい人は「笑うこと」に注目してみるのも良いでしょう。笑いはメンタル不調の解消に役立つといわれ、笑うと脳が「楽しい」と感じてポジティブな気持ちになります。自分のツボにはいるバラエティ番組やコメディ映画などを見るのもいいですが、面白くなくても声と動作で笑うマネをするだけで脳は「楽しい」と錯覚してくれるので、無理せず自然体で笑えることを探してみましょう。

④大切な人とふれあいを持つ

イライラしやすいのは「思いやり」の気持ちを持ちにくくなっている可能性があります。思いやりの気持ちを育むのにおすすめなのは愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の力を借りる方法です。オキシトシンが分泌されると人は幸せを感じ、ストレスがやわらぐといわれています。このオキシトシンを分泌させる方法は、大切な人とふれあいを持つことです。家族団らんの時間をもったり、友人たちと食事をしたり、ペットとじゃれあうことでもオキシトシン分泌が期待できます。オキシトシンを効果的に分泌させて、イライラを予防していきましょう。

まとめ

イライラの感情と縁を切ることは難しいもの。自分にあった方法でイライラの感情と上手に付き合っていきましょう。

参考:
NIKKEI STYLE
・サワイ健康推進課 イライラ・不安の上手なおさめ方
・佐藤製薬株式会社 ヘルスケア
・農林水産省 子どもの食育

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。