ストレス社会で戦う男に捧げる、効果的なストレス解消法10選

 

今はストレス社会と言われるほど、精神的に負荷のかかる環境に置かれていることが多い私たち。真面目でストイックな人ほど「ストレスは甘え」と思い頑張ってしまいがちですが、それが仇となって知らず知らずのうちに心や身体を蝕んでいっていることも多くあります。

ストレスを溜めてはいけないとわかっていても、生きている以上、ある程度のストレスがかかることは避けられません。そんなストレスとは、うまく付き合っていくことが「賢く生きるコツ」とも言えるのではないのでしょうか。

今回はストレスの原因を追求し、解消する方法をご紹介します。ストレスを上手に受け流して、どんなときでも100%のパフォーマンスを発揮できるような環境を作りましょう!

ストレスの原因

まず、男はどのようなことでストレスを感じやすいか、原因を把握しましょう。

①仕事内容

男の人生において最もプライオリティが高いとも言える、仕事。今の仕事内容に不満がある、思うように仕事が進まない、忙しすぎる、正当な評価をされていない、のように不満に思う気持ちがストレスとなっていきます。仕事に関するストレスが一番厄介とも言えるでしょう。今日ストレスが発散できたとしても、また明日ストレスが溜まってしまうからです根本を解決しないことには、いつまでたっても不のスパイラルから抜け出すことはできません。

②人間関係

仕事でもプライベートでも、切っても切り離せないのが人間関係。いわゆる「〇〇ハラスメント」も人間関係のストレスに該当します。人と大きくトラブルになっていなくても、疎外感を感じていたり、コミュニケーションが思うように取れない、離婚や死別という状況もストレスを感じてしまう原因に。人間関係がうまくいっていないと、なんだかとても疲れてしまいますよね。

③将来への不安

漠然とした「このままで将来やっていけるのか」という不安から、綿密な将来設計を考えたときに生まれる「このままじゃ駄目だ」という焦りまで、ストレスとなって今の自分を苦しめます。特に男は一家の大黒柱となり、家族を養っていかなければならないという強い使命感もあり、非常に強いストレスを感じるようです。

④経済力に関する不安

何をするにも先立つものがないことには始まりません。結婚したら、子どもができたら、家を買ったら、今の経済力でやっていけるのだろうか。奨学金の返済が終わるまでは贅沢ができない。給料はこれから上がるのだろうか。例を挙げればきりがないほど、経済力に関する不安は多くの人にストレスを与えています

⑤他人のマナー

人から与えられるストレスも少なくありません。食事の時の咀嚼音が不快、貧乏ゆすりが気になる、香水がキツイ、大きな声での世間話など、些細なことですが意外なほど破壊力があるのが他人のマナー。ストレートに注意するのも気が引けて、自分が我慢をしているということはありませんか我慢をすればするほどストレスは溜まりますが、人間関係がこじれるのもストレスになるわけで。難しいところです。

ストレスがもたらすトラブル

ストレスは想像以上に心と身体に影響を及ぼします。むしろ「ストレスは万病のもと」と言っても過言ではないかもしれません。そんなストレスはどのようなトラブルを心と身体に与えるのでしょうか。

心に及ぼすトラブル

①燃え尽き症候群

1980年にアメリカの心理学者、ハーバー ド・フロイデンバーガーが名付けた燃え尽き症候群。ワーカホリック(仕事中毒)と呼ばれるほど仕事熱心な人たちが、特にこの症候群に入りやすい傾向があるようです。朝起きられない、会社に行きたくない、お酒の量が増えるなどから始まり、家庭生活の崩壊、人間関係を避ける、そして最悪の場合自殺や犯罪を起こしてしまうというケースまで見られます。

②自律神経失調症

強いストレスによって自律神経が乱れてしまったときに起こる症状です。身体への症状としては倦怠感、頭痛、肩こり、多汗、しびれ、動悸、めまい、不整脈、不眠、肌荒れなどが表れます。精神的な症状では、不安、緊張、躁うつなどがあり、肉体的にも精神的にもボロボロになってしまうのが特徴です。

③不眠症

布団に入ってもなかなか眠れない、うなされて途中で何度も目が覚め熟睡できない、目が覚めた後に寝付けず疲労感が残る、朝起きることができない、起きても気力がでないなど、日常の生活、健康に支障をきたす状態が続くのが不眠症です。何かに追われているときや焦っているときのストレスは特に不眠症になりやすいようです。

④うつ病

ストレスによって脳の働きのバランスが崩れることで、うつ病が発症する場合があります。うつ病の特徴として、気力の低下、疲れやだるさ、精神的な落ち込み、やる気や興味が湧かないなどです。日常生活も思うように過ごしにくく、回復までに時間が必要となります

身体に及ぼすトラブル

①頭痛

片頭痛、緊張型頭痛のどちらにもストレスの影響があるといわれています。ストレスによって脳の血管が急激に拡張することで起こったり、首から肩にかけての筋肉の緊張が原因だったりと様々です。

②めまい

体がフワフワするように感じるめまい(浮動性めまい)は、ストレスが関係していることが多いとされています。心身のストレスが増えて自律神経のバランスが乱れてしまうことで、めまいにつながると考えられます。

③過敏性腸症候群

明らかな異常がないにも関わらず、下痢や便秘などの便通異常、おなかが張った感じ、吐き気、腹痛などの消化器症状を慢性的に繰り返す、過敏性腸症候群。大腸や小腸の運動や分泌が過剰になったもので、原因はストレスが強く関係しています

④心臓病

狭心症などの心臓病にもストレスが大きく関わっています。ストレスによって自律神経が乱れると交感神経が刺激され、血圧や血糖値を上昇させ、心拍数を増し、心臓の収縮を促すように働くようになります。このような状態が続くと心臓機能が低下しやすくなり、大きな心臓病を引き起こすリスクを高めるのです。

④肌トラブル

自律神経が乱れるとホルモンバランスも崩れていきます。男性ホルモンが多くなると、過剰な皮脂分泌によるテカリやベタつき、角質肥厚、ニキビ、くすみなどの肌トラブルを引き起こします

ストレス解消法10選

生きている限りストレスから完全に逃れられることはありません。ストレス社会を生き抜くことができる男は、ストレスとの付き合いが上手な人。最後におすすめのストレス解消法を紹介します。ストレスを発散させて、イキイキとした自分を取り戻しましょう!

リラックス環境を作る

  • マッサージに行く(アロママッサージ・リンパマッサージ)
  • リラックス音楽を聴く(ヒーリングミュージック、心臓音)
  • アロマテラピー(ラベンダーの香り)

マッサージに行くと筋肉がほぐれて、副交感神経が優位になり、身体がリラックスした状態になります。ストレスを感じていると交感神経が活発な状態が続き、神経がいつも研ぎ澄まされていて、実は身体は休めていないのです。自律神経の切り替えをするためにも、強いストレスを感じたらマッサージに行くことをお勧めします。

また人間がリラックスできる環境にはいくつか条件があり、ヒーリングミュージックや心臓音を聴くことも効果的と言われています。これは1/f効果と言われるもので、不規則なゆらぎ(川のせせらぎや雨音などの自然音をはじめ、ろうそくの火、心拍の間隔、呼吸など)が脳のα派を分泌しやすくすると言われています。

ラベンダーの香りにリラックス効果があると言われているのはラベンダーの香りの主成分であるリナロールが嗅覚を刺激して、脳の神経回路を活性化し、リラックス効果をもたらすことがわかったからです。人間の五感を活用することで、簡単にリラックスできる環境を作ることができます。疲れを感じたら、是非試してみてください。

②運動をする

ストレスを感じると、自分では意識していなくても全身の筋肉が緊張している状態になります。運動することで全身の筋肉がほぐれるだけでなく、気分の憂鬱を発散したり、達成感・満足感を味わえたり、疲労感によって深い眠りにつくことができる、など良い効果がたくさんあります。ストレス解消には筋トレのようなハードな運動よりもジョギングなどの有酸素運動やストレッチなどがおすすめです。

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③ぼーっとする

何もしないで、ただひたすらぼーっとする。一見無駄な時間のように思えるかもしれませんが、何も考えない空白の時間は、実は「脳の活動を高める時間」になっているのです。頭の中を整理したり、落ち着きを取り戻せる時間を作ることで、ストレスも解消していきます。気分をスッキリさせるためにも、ぼーっとする時間を大切にしましょう。15分程度が一番効果的と言われていますので、ぼーっとしすぎには要注意です!

④嗜好品を嗜む

お酒や煙草などでストレスを発散させている人も多いのではないでしょうか。自分が好きなものを楽しめる時間は大切にするべきですが、お酒や煙草は依存性が高く、過剰に摂取すると身体を壊してしまいかねません。ほどほどに、リラックスできる程度に楽しむようにしましょう

⑤湯船につかる

入浴はシャワーだけで済ませるという方も多いのではないでしょうか。でもストレスを感じた日には、是非湯船につかるようにしてください。お湯の浮力が体と心の緊張をほぐしすことで副交感神経が優位になって、リラックスすることができます。また血行が良くなるので疲労回復にもつながります。熱すぎるお湯は逆に交感神経を優位にさせてしまうので、39℃くらいがおすすめです。

▼湯船に浸かる効果はこちら▼

⑥掃除や洗車をする

部屋が散らかっていたり愛車が汚れていたりすると、それだけでストレスが溜まってしまいますよね。モヤモヤしているときは集中して掃除や洗車をするのもおすすめです!集中することで心の中の雑念が消える効果がありますまた、部屋や愛車が綺麗になると、それだけで気持ちもスッキリしますよ。

⑦スポーツ観戦

野球、サッカー、ラグビー、バスケットボールなど、自分の好きなチームを応援するだけでもストレス解消になるんです!理想はテレビ観戦ではなく、現地へ行って応援すること。大きな声で応援すれば脳が刺激されて、心と体をリフレッシュすることができるのです。ただあまりにも夢中になりすぎると、負けたときの敗北感が新たなストレスにもなりかねないので、注意しましょう。

⑧ひたすら寝る

嫌なことがあると「とりあえず、今日はもう寝よう・・・」となるように、一回しっかり寝ることで気持ちを切り替えることができます。それまでイライラしていた気持ちも、寝れば収まったという経験は誰しもがあるはず。難しいことは考えずに、とりあえずやる気が起きるまで寝続けるのも、ひとつのストレス解消方法です。

▼睡眠の質を上げる方法▼

⑨音楽を聴く

ヒーリングミュージックもおすすめですが、自分の好きな曲を聴くと気持ちがリフレッシュしますよね。イライラした気持ちを忘れさせてくれるような、お気に入りの曲を思う存分楽しむことで、ストレスを解消していきましょう

⑩泣ける映画やドラマを見る

泣くとスッキリしますよね。これは涙を流すと、副交感神経が優位になってリラックス状態になるから。ストレスが溜まっているときは、あえて泣ける映画を見て自分を泣かせましょう。ただ疲れているときに悲しい話を見ると気持ちがさらに沈んでしまうので、できれば感動系の話で泣いた方が精神衛生上よいかと思います。

まとめ

たかがストレス、されどストレス。目にも見えないストレスを甘く見ていると、心にも身体にも大きなトラブルを抱えてしまうことになります。今の時代、「ストレスを溜めない」ことはほぼ不可能です。だから「ストレスを解消していく」というように意識をシフトして、上手にストレスと付き合うようにしましょう!

NHK健康チャンネル うつ病
マイナビニュース ストレスを感じる原因は?
Medical Note 片頭痛
朝日新聞 ラベンダーの香り、なぜストレス緩和?
京都府精神保健福祉総合センター 心の健康のためのサービスガイド
花王ヘルスケアナビ 自律神経

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