【乾燥肌対策】理想的な肌の水分量とは?肌にとって効果的な水分摂取方法

 

健康的な肌と水分量の関係は?

実は男は肌の水分量が不足している人が多いってご存知でしたか?男の肌はテカリ・ベタつきが目立ち、水分量をあまり意識しないかもしれませんが、若々しく健康的な肌を維持するには肌の水分量が重要。今回は肌の水分量について深堀します。

肌の水分不足が原因で起こる肌トラブル

肌表面は潤っているように見えても、肌内部は乾いていることが多い男の肌。肌の水分量が不足していると、どのようなトラブルが起こるのでしょうか?

肌トラブル1:くすみ

私たちの肌にはバリア機能が備わっていて、乾燥や外的刺激から肌を守っています。このバリア機能は「肌表面にある皮脂」「肌の角質細胞の間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)」「角質や角質細胞内にある天然保湿因子(NMF)」から成り立っていますが、水分量の少ない肌は細胞間脂質を充分に満たすことができないため、バリア機能が低下してしまいます。

バリア機能が低下すると肌は角質層を厚くさせて、外的刺激や乾燥から細胞を守ろうとします。これを角質肥厚といい、メラニン色素を少なからず含んだ角質が分厚くなることで肌の透明感がなくなってしまい、全体的にくすんでいる印象になってしまうのです。

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肌トラブル2:シワ

例えば水分を含んだハンカチを丸めた場合と、乾燥したハンカチを丸めた場合、元の状態に戻すとシワが目立つのは乾燥したタオルの方だということは、容易に想像ができます。肌もそれと同じで、水分量が不足しているとシワができやすくなります。

これは水分量が不足した肌は、柔軟性が失われてしまうことが関係しています。シワだけでなく、たるみにも影響が及ぶ可能性があるので要注意です。

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肌トラブル3:ニキビ

ニキビはオイリー肌の人ができる印象がありますが、大人ニキビに限ってはそうとは言えません。2013年に富士フイルムが行なった調査によると、大人ニキビの発生している場所は、部分的に水分量が不足している「部分乾燥肌状態」になっていることがわかりました。逆にニキビが少ない人は肌の水分量にばらつきがなく、乾燥している場所がないことも確認されています。このように大人ニキビにも水分量の不足は大きく関係しています。

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肌にとって理想的な水分量は?

自分の肌の水分量を知るには、肌の水分や脂分を測る「肌チェッカー」を利用して手軽に測定することができます。ただ覚えておいてもらいたいのは、肌の水分量はホルモンバランスや体内環境によって24時間変化しているということです。測定をする場合は毎日同じ条件で測定すると、より正確な数値を知ることができます。

一般的に健康的な肌の水分量は約20~30%理想的な水分量は約40~50%と言われています。(※家庭用の肌チェッカーを使用した場合)健康的な肌を保つためには水分量と脂分量のバランスが重要と考えられていて、水分量:脂分量=8:2であることが望ましいです。

体内から肌の水分を補給する最適な方法

成人男性の体重の60%は水分でできているって知っていましたか?水分はそれだけ身体の中で重要な役割を果たしているのです。それは肌にとっても同じこと。不足している水分を効率よく補うには、どのような方法があるのでしょうか。

こまめに水分補給をする

基本的なことだけれども意外とできていないのが、こまめに水分を補給するということ。現在、水の摂取量について日本人を対象とした研究が少なく、目安量は定かではありません。しかし厚生労働省では「健康のためにも水を飲もう」推進運動などをして、水の摂取を促しています。

水分補給をするときのポイントは、のどの渇きを感じる前に飲むということ。のどの渇きは脱水が始まっている証拠。水分が不足しやすい就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中やその後には水分をしっかりとるようにしましょう。いつもよりコップの水を2杯多く飲めば、一日に必要な水を摂取できると言われています。今日からでも取り入れられる習慣なので、意識してみましょう。

体温に近い飲み物を補給する

コンビニエンスストアや自動販売機に売っている水は、どれも冷やされたものばかり。でもそれは水分補給に適していると言えないんです。消化器官は約37℃を下回るとうまく機能しないと言われています。

冷えた水などを飲んで胃が冷えると、温度を戻そうと体内の血液や水分が胃の周りに集まります。一部の器官に水分や血液が集中することは、脱水が進むということなので注意が必要です。そのためにも水分補給には体温に近い常温水を摂取することがお勧めです。

注意:飲み物を間違えるとかえって逆効果

効率よく体内に吸収されない飲み物や、かえって水分を体内から出してしまう飲み物があります。水分補給をしようとして、コーヒーやジュースに手を伸ばした方、気をつけてください!

糖質が多く含まれたもの

ジュースなどのように砂糖や塩分濃度が高いものは、体内に吸収されるまでに時間がかかってしまいます。効率よく体内に吸収されるとは言えないので気をつけましょう。(※スポーツドリンクのように吸収率を考慮して糖分や塩分を配合しているものは除きます。)

アルコールやカフェインが多く含まれたもの

アルコールやカフェインを含む飲み物は、尿の量を増やして体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給には適しません。飲酒習慣やコーヒーを多く飲む方は、意識して水を飲むようにしましょう。

スキンケアで肌の水分量を保つ

スキンケアでは角質層までうるおいを届けることができます。角質層には細胞間脂質をはじめとする水分を蓄える機能があるので、積極的に補っていきましょう。

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セラミドやトレハロースが含まれたスキンケア用品を使う

セラミドとは細胞間脂質の一種です。角質層ではいくつもの細胞が重なり合って存在している状態。その細胞と細胞の隙間をつなぎとめるように埋めて、水分をたくわえる役割をしています。セラミドは肌にうるおいを届ける成分として、多くの化粧品に配合されています。

また糖の一種であるトレハロースは、水分保持能力が高く水の分子構造と馴染みやすい形をしているので、角質層へ浸透して肌の水分量を保つことができます。男の肌は水分保持力が低いと言われているので、このように化粧品で補うこともひとつの方法としてお勧めです。

洗顔後の乳液を習慣化する

乳液は肌にうるおいを与えることはもちろん、洗顔後の脂分が少なくなって無防備になった肌に適度な脂分を与え、バリア機能をサポートします。

男の肌は水分蒸散量が多いという特徴があります。それを防ぐためにも化粧水を使ったら乳液を使うように心がけましょう。

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食事で水分を補給する方法

肌に潤いを与える食材

肌によいとされる食材は多くありますが、うるおいを保つという視点からは以下のような食材がお勧めです。身近にある食材ばかりなので、食事をするときに意識してみましょう。

■レバー、サバやイワシなどの青魚、乳製品、緑黄色野菜、わかめ

ビタミンAが豊富に含まれていて、皮膚や粘膜のうるおいを保ちます

■パプリカ、レモン、ブロッコリー、じゃがいも

乾燥を防ぐために重要な役割を果たすコラーゲンの生成を助けるビタミンCが多く含まれています。

■アマニ油、エゴマ油

これらの油に含まれるα-リノレン酸は、細胞間脂質であるセラミドを作る原料となります。

オススメメニュー

蒸し野菜と黄色野菜のサラダ

ビタミンCは熱に弱く、加熱調理をすると破壊されるものが多いです。しかしブロッコリーやじゃがいもに含まれるビタミンCは加熱に強いと言われています。ただ水に溶けだしやすいので、蒸して熱を通すとより効率よく摂取できます。一方でパプリカや緑黄色野菜は生で食べれるので、サラダとして手軽に食べることができます。この時にアマニ油やエゴマ油を使ったドレッシングを作ってみてください!お酢の代わりにレモンを使えば、肌にいい栄養をたっぷり摂取することができます。

まとめ

  • 男の肌は水分量が不足しがちだが、若々しく健康的な肌であるためには肌の水分量が重要。
  • 体内から水分を補給する場合は、常温の水でこまめに摂取すること。
  • スキンケアで補う場合は、水分を蓄える細胞間脂質の一種であるセラミドやトレハロース配合のものがお勧め。

 

参考:
・富士フィルムホールディングス株式会社 ニキビ用化粧品「ルナメア AC」の開発
・大塚製薬 身体と水分
・厚生労働省 「健康のために水を飲もう」推進運動
・週刊朝日 熱中症対策に「常温ドリンク」が適している理由
・独立行政法人 農畜産業復興機構 スポーツドリンクと糖質

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